ソーシャルワーカーのやりがい~なぜ俺がハマったかの体験談
俺はここ10年以上精神保健福祉士としてソーシャルワーカーとして働いている。
どの仕事も長続きしなかった俺が転職をしながらも続けれているのは、何故なのかを体験談を通して語る。
俺の詳しい自己紹介は別の記事を参照してくれ。
そもそもソーシャルワーカーとは
ソーシャルワーカーとは、病気や障害などによって生活に問題を抱える人に対して社会福祉支援を行う専門職のこと。
社会福祉支援というのは、医療や介護・福祉に関する相談・援助・調整といった部分で、一般的には社会福祉士や精神保健福祉士を通称したり、場合によってはケアマネージャーも含める。
俺のソーシャルワーカーとしての師匠は、武田牧子さんという、厚生労働省の専門官として障害者自立支援法の法律制定に関わっただ。
その中で教えてもらったのが、利用者の立場に立って社会を変革していくことも必要と習った。ロビー活動ができるソーシャルワーカーが少なすぎるとも言っていた。
そんな中でピアサポート専門員の制度設計にも一時期関わらせていただき、平日はソーシャルワーカーとして働いていた。
ソーシャルワーカーのやりがい
やりがいを語る前に、人がどんな時に価値を感じるかを語る。人は新しい経験をするときに学びを感じるし、やりがいを感じたり喜びを感じると俺は考える。
しかし、一度の人生で経験できることは、人として限られている。だから年を重ねるごとに新たな感動がなくなり、楽しみを感じることも喜びを感じることも少なくなる。
ただソーシャルワーカーとして働いていると、自分一人では経験できないほど貴重な(場合によっては壮絶な)人生のストーリーを聴くとになる。
ここでそんな人生もあるんだと疑似体験できる。
ここでかわいそうだと思ってはいけないことに注意しよう。
かわいそうといわれることがかわいそうであり、その人の人生の中では何かしら意味のあることで、それはWRAP(元気回復行動プラン)の価値と倫理の一つ、「ありのままに、個性的で特別な人として認める」ということを心がけたい。
その中で様々な人生を追体験できることが、やりがいの一つだ。
もう一つのソーシャルワーカーのやりがい
もう一つあえて蛇足するなら、その貴重な経験で傷ついた心に寄り添い、リカバリーに寄与してそれでその人の人生の一助になった場合、これ以上なくドーパミンがでる。
これが俺にソーシャルワーカーを続けさせている最大の要因なんだな。
みんなも興味があればソーシャルワーカーについて調べてみてほしい。
先輩のソーシャルワーカーのNoteを張ってきょうはおしまい。