精神保健福祉士の倫理と見立てについての考察



最近業務がドタバタしていて更新がおざなりになっていて反省している。



現在実習生が来ていて、精神保健福祉士としての倫理や見立て、心構えについて新しく思いついたことがある為に記事を更新する。



精神保健福祉士として大事なこと



これは倫理的なことになるんだけど、まずは障害者としてみる前に、一人の人として見る。



これが一番大事なこと。この考え方は日本ピアスタッフ協会のピアスタッフの集いで会長あいさつで、「障害者の前に一人の市民として接する」というシンポジウムの内容に多分に影響を受けている。







精神保健福祉士としての専門性とは



それだけならとくに精神保健福祉士いらないじゃんとなる。



ここから先は専門職として何が専門性となるかを考察する。



俺が思うに、その困りごとだったり事象が、その「性格」なのか「人格」なのか「障害特性」なのかを見立てることだ。



そもそもその三つの違いをあなたは分かる?



性格とはもともと持っていた気質のこと。



人格は育っていくにしたがって身についた考え方の癖。専門用語で成育歴を聞き取るのもこの為だ。



障害特性は、とくに精神疾患の場合、病気になったことで身についた認知や考え方の癖や障害の特性だ。



この見立てにより、もともと持っていた性格であれば変えるのはおこがましいし、



人格であればどのような成育歴で身についたものでどのようなアプローチであれば理解してもらえるかを想像できるし、



障害特性であれば配慮が必要だったり、医療や心理の入る必要性を検討する。



といった具合にその困りごとや事象を見立てることが精神保健福祉士の専門性ではないかと俺は思う。









せっかくの休みだしブログはこの辺にして、ゆっくり休もうと思う。



あなたもよい休日をお過ごしください<m(__)m>