5月2日と3日に一泊二日で東京に行った。
正確には神奈川県横浜市でリカセク・サポプロとあいりきの合同研修と会議に参加し、その懇親会が終わって2日の夜と3日の昼に自分のリカバリーの同志たちに会ってきたのさ。
2日は朝7:50の福岡発の飛行機に乗り、羽田空港まで。
会議は11:15からだったんだけど、会場までの道が分かりにくくて5分ばかり遅れちまった。
会議の詳しい内容は言えないんだけど、今度はどんな研究を行うかを話し合った。
そもそもリカセク・サポプロとは、正式名称を「精神疾患のある人のリカバリーに向けたセクシュアリティ・サポートプログラム」と言って、精神疾患のある人がセクシュアリティのことで困っている時や相談された時に支援する人がサポートできるようにするためのプログラムなんだ。
主に支援者を対象にした4コマのプログラムなんだが、注目すべきはそのファシリテーターは支援者と当事者が1名ずつで2名ペアでファシリテートする。会自体はファシリテーターを入れて8人未満の小グループ
そしてあいりきは、正式名称を「愛する力を磨くピア学習プログラム」と言って、人を愛することに焦点を当てたプログラムであり、ファシリテーターを入れて10人未満の小グループで2日間(1日2時間)行う。ファシリテーターは3名程度で、精神障がいのある当事者(当事者)を中心としながらも、専門職も入り、対等な関係で進める。このプログラム自体も当事者が作ったもので、全国でオンラインで研修会があるので、気になった人は是非HPから申し込んでみてくれ。
https://kageyamaresearch.wixsite.com/airiki
今回はリカセク・サポプロとあいりきが合同で、研修や会議を対面で行った。
現在リカセク・サポプロは科研と俗に略される厚生労働科学研究で研究されており、その委員として東京に行ったのさ。
今研究事業として研修を受けてその後支援がどう変わったかを答えてくれる人を募集しているので、支援者として性のことを聞かれてどう支援したらいいか分からないという経験を持ったそこのあなた。ぜひ以下のサイトを見て研究に申し込んでみてほしい。
https://kageyamaresearch.wixsite.com/srhr
会自体もとても面白かったし、終わった後は懇親会もあった。
実は今まではずっとZoomで参加していたので、懇親会であったメンバーは全て直接会うのははじめましての人で、実は人見知りな俺はちょっと緊張した。(全く見えないとよく言われるが、実は人見知りなんですよ。)
そしてその懇親会が19時過ぎに終わり、関東に行ったら是非再開したいと思っていた田村さんと20時からお酒を飲みながら久しぶりに語り合った。
田村さんは、ピアサポート専門員研修機構で出会った当事者で、現在は就労移行支援事業所こねくとを立ち上げて頑張っている。
事業所の運営も大変そうだが、そんな彼と、3時間ばかり懐かしい話で盛り上がった。
田村さんは、当時のピアサポート専門員研修機構で研修を一から作った思い出のことをしきりに楽しかったと言っており、当初から研修に関わっていた俺としては、懐かしいやら嬉しいやらで、楽しい時間だった。
こねくとでは、スタッフもメンバーも対等な関係を目指しており、支援する人、支援される人に分けるのではなく、お互い支えあい、成長していける関係を目指しているとのこと。

特に印象的だったのが、同じ場所に掲示してあったこれ。

そんな田村さんが体現しているこねくとを見て、俺もえりを正した上で、頑張ろうと思える時間だった。
二次会のスナックの写真がこれ。

そして翌日昼に羽田空港までわざわざ会いに来てくれた、さとゆみこと由美子さんとお茶をした。
彼女も10年ぶり以上の再会で、当事者仲間としてとても会いたかった人だ。
いろんな話をしたが、自分がどんどん専門職寄りになり、当事者としてのアイデンティティが揺らぐ時があると話すと、さとゆみは、そこは私はぶれないと話していたのが印象的だった。
映画の話や、政治や戦争の話にまでなり、とても楽しく、懐かしい時間だった。


最後に飛行機に乗って帰るときに、本屋により、吉田松陰の言葉を集めた「覚悟の磨き方」という本を買って、帰りの飛行機で夢中になって読んだ。
その本の一説に、「行き詰ったときはいずれかを」というタイトルで、こんな文章があった。
「歴史に関心がなく、心の友もいないとなると、すぐにつまらない人間になってしまいます。本を読む。仲間と会う。これが、古い自分から脱皮するための道です。」
今回、素晴らしい友と会い、素晴らしい本に出合って、充実したGWの始まりだった。
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帰りの飛行機の中で、隣に座った刺青の入った若い兄ちゃんが、私の持っている本を見て、「それ俺も読みました。すっごいいいですもん。価値観変わりましたよ!」と話しかけられた。
外見で判断した自分を少し恥じて、自分の原点に戻れるたびができて幸せでした。
おあとがよろしいようで。






