その心は
月2回更新を早速3月からさぼったことをすまなく思う。
実は引っ越しに業務に忙しくて肺炎を発症して倒れていた。
今では熱も下がり抗生剤ももらったので治るのを待つのみ。
引っ越しについては家具家電から部屋の導線等学んだことがあるのでそれは別の記事にする。
虐待防止の研修について学んだこと
俺は虐待防止の研修を受けたのだが、それが想った以上に学びがあり、勉強になるものだった。
詳しくはかけないが、かいつまんで話すと、虐待はいきなり起きるものではなく、不適切なケアが非意図的虐待になり、それがベースとなって顕在化した虐待になるので、うちの施設で虐待が起きないという決めつけが一番危険。
そして虐待と障害者の権利擁護は密接にかかわっており、支援者からの支援の押し付けにも気を付けないといけない中で、今回記事にしたいことと結びつけるのは、保守的な権利擁護から積極的な権利擁護への移行である。衣食住等の基本的なニーズの充足だけでなく、自分らしい生活と変化を支援していく必要がある、
そしてその為には、挑戦して失敗するのも権利であるという俺の持論にもつながる。
その実現のためには多職種連携が必須であり、多職種連携の為には各支援者が何をリスクとしているかを共有することが大事た。
これをリスクの認知の差といわれるが、経験したことがないことを人はリスクと考える。
だってしたことないことは怖いじゃんというわけ。
リスクコミュニケーションとピアサポートのメリット
ここからピアサポート専門員として考えるに、ピアスタッフは病気の経験をもとにしているので、精神疾患を経験している。だから怖くない。
専門職はあくまで学校の勉強で精神疾患について学ぶので、経験があるわけではない。
逆に学校で学ぶことで、精神疾患は怖いという無意識の認知が働く可能性もあると思う。
だから医療従事者のほうが偏見が逆に強いとよく言われる所以である。
この偏見に風穴を開けるのがピアスタッフであり、ピアサポート専門員なんじゃないだろうか。
現場でバリバリ働いているピアスタッフやピアサポート専門員を見れば、精神疾患のある人ではなく、先ずその人を見るよね。
だから怖くないよね?
俺なんかは当事者と後でカミングアウトすることも多かったせいか、精神疾患のイメージが変わりましたと言われることが多い。
こうやって地域で元気で働いているピアサポート専門員の姿を見せることがピアサポート専門員の一番のメリットじゃないかな。
いや、肺炎なんだけどね。
おあとがよろしいようで。